最果てのパラディン

Story

第12話 「夜明け呼ぶもの」

ヴァラキアカとの激しい戦いの末、追い込まれたウィル。愛槍は折れ、魔剣も封じられ、グレイスフィールの結界も砕かれた彼の前に現れたのは、不死神スタグネイトだった。スタグネイトは、かつてくろがねの国で戦ったドワーフの戦士たちを蘇らせ、グレイスフィールは魂の輪廻へと返れぬ戦士たちを”勇気”としてウィルたちの胸に灯した。再び立ち上がったウィルたちは決意を新たに、最強の敵――ヴァラキアカに挑む!

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:朝倉カイト/演出:星野真/総作画監督:新井達也

第11話 「邪竜と女神」

究極の破壊魔法である《存在抹消のことば》も躱され、仲間も倒され、絶望の淵に立つウィルに、今度は自分のしもべになれとヴァラキアカは告げる。その誘いを断固として拒否したウィルは一人でヴァラキアカと戦い続ける。しかし、力の差は一向に埋まらず、遂に最愛の武具である<おぼろ月ペイルムーン>までが折れてしまう…

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:羽原信義/演出:羽原信義/総作画監督:高見明男

第10話 「鉄錆の山の王」

ようやくヴァラキアカの元にたどり着いた一行は、圧倒的な力を前に死闘の覚悟を決める。しかしヴァラキアカから、戦わずに自分をしもべにしないかと持ち掛けられる。思いもよらぬ提案にウィルは混乱するが、ヴァラキアカは更に追い打ちをかけるかのように頭を垂れ、笑うのだった――

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:大槻敦史/演出:阿部雅司/総作画監督:新井達也

第9話 「戦士の炎」

《くろがねの国》の奥より放たれたヴァラキアカの気迫に押されつつも、自らを奮い立たせ前進する一行。その前に現れたのは、不死者アンデッド化したドワーフの一隊だった。200年もの間、竜との戦いに囚われている彼らを見たルゥは自らがヴァラキアカを倒し、奪われたかつての王国を取り戻すと高らかに宣言するのだった。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:吉川博明/演出:小谷野竜成/総作画監督:高見明男

第8話 「花の国」

鉄錆山脈への道中、ヒュドラに襲われていたエルフのディーネを助け出したウィルたち。なぜあんな辺鄙な場所にいたのかと彼女に尋ねると、竜の瘴気によって集落が困窮し、自発的に出てきたからだという。事情を聞いたウィルは病人たちを治療するため、ディーネの集落である「花の国ロスドール」へと向かう。

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:二瓶勇一/演出:長澤剛/総作画監督:新井達也

第7話 「水底の眠り」

ブラッドが遺した英雄たちの装備を得て、束の間の休息をとった一行。竜を討ちに向かおうとするウィルにガスは逃げてもよいと語り掛けるが、ウィルは首を縦に振らず、既に覚悟を決めていることを伝える。その決心を聞いたガスは、ヴァラキアカとの戦いについて助言をし、彼らを送り出すのだった。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:川崎逸郎/演出:羽原信義/総作画監督:高見明男

第6話 「ひとときの帰郷」

竜を討ちに行く決意を胸に、「灯火の河港トーチ・ポート」を出発し、鉄錆山脈へと向かうウィルたち。ウィルはデーモンたちの裏をかくために川の支流を上って山脈の裏側から侵入することに。その道中、故郷である死者の街に立ち寄ることとなったウィルは、二年越しのガスとの再会に胸を弾ませるが……?

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:大槻敦史/演出:木村佳嗣/総作画監督:新井達也

第5話 「玄室の遣い」

獣の森ビースト・ウッズ」で起こった「不死者アンデッド」騒ぎは不死神スタグネイトの《遣いヘラルド》が、ウィルをおびき寄せるために仕掛けた罠だった。警戒するウィルに対してスタグネイトは、邪竜ヴァラキアカとの戦いを避け、力を蓄えるよう忠告しに来ただけだという。その時、ヴァラキアカの咆哮が森に響き渡り――

脚本:高橋龍也/絵コンテ:高見明男/演出:小谷野竜成/総作画監督:石原満/高見明男

第4話 「勇気の意味」

ウィルはドワーフの青年ルゥを従士として雇い、メネルと共に稽古をつけることに。ストイックな鍛練にも食らいつくルゥは、少しずつだが成長をみせていた。稽古の後、ウィルから戦士、そして勇気の何たるかを学びたいと言うルゥ。しかしウィル自身も、鉄錆山脈の元凶――邪竜ヴァラキアカへ恐怖を抱き、勇気とは何か、まだ分からずにいた。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:山田晃/演出:山田晃/総作画監督:阪本望実/青野厚司

第3話 「最後の王」

これまでに各所で起きていた災いは、ドワーフの国があった鉄錆山脈に原因があることが発覚し、それを突き止めるため引き続き調査を進めるウィルとメネル。ある日、2人が日課の鍛錬をしていると、1人のドワーフが草陰に隠れてその様子を見ていた。興味があるのかとウィルが声をかけると、そのドワーフはおどおどした様子で足早に逃げて行ってしまうのだった。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:高見明男/演出:羽原信義/総作画監督:高見明男

第2話 「狂える森」

ウィルとメネルは、エセルバルドの依頼で「獣の森ビースト・ウッズ」に起きた異変を調査するため森を訪れていた。木々が枯れ落ち、獣たちが死んでいる惨状を目の当たりにしたメネルは、この森を統治する2つの古樹『樫の木の王』と『ヒイラギの王』に何かあったのではないかと気づく。原因を突き止めるため、森の最奥へと向かう二人だが、そこで待ち受けていたのは――

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:朝倉カイト/演出:阿部雅司/総作画監督:石原満/黒澤浩美/江禹辰

1話 「聖騎士と詩人」

死者の街を出て2年、「灯火の河港トーチ・ポート」の将来に繋がる確かな発展を実感するウィルは、エセルバルドに招待され「白帆の都ホワイトセイルズ」で新年の式典に参加していた。式典後、ビィの要望で『賢者の学院アカデミー』へと一緒に向かうがその道中にある『迷いの森』で謎の老人と出会う。その老人はここで森番をしているというが…

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:朝倉カイト/演出:朝倉カイト/総作画監督:新井達也

INTRODUCTION 「INTRODUCTION」

死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。
領主として「灯火の河港トーチ・ポート」を発展させ、徐々に「獣の森ビースト・ウッズ」には人々営みと笑顔が戻ってきた。
しかし、季節外れの花が咲き乱れ、森の異常が発覚する。この問題を解決するべく森の奥に向かったウィルたちは、森の王から不吉な予言を受ける。
「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火”が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」
滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈てつさびさんみゃく」に眠る災いとは…!? 新たな出会いと共に再びウィルたちの冒険が始まる!

第12話 「最果ての聖騎士」

魔獣たちの罠にハマり、敗走したウィルたち。大怪我をおったメネルをみたウィルは、仲間を無意識に危険な目に合わせていたことを痛感し、周囲と自分のあまりに大きな実力差を思い知る。一人で魔獣を倒しに行くというウィルの前に立ちふさがるのは、怒りをあらわにしたメネルだった。

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:信田ユウ/演出:松尾慎/総作画監督:羽田浩二

第11話 「絶望の谷」

聖騎士(パラディン)として任命されたウィルは、集落の復興や魔物退治に務めていた。そんなある日、帰ってこない部隊を捜索するため、「つらぬき」の二つ名をもつレイストフやメネルと共に「獣の森(ビーストウッズ)」へ。ちらばる遺体に異変を感じ、奥の谷間へと進んでくが…。

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:大嶋博之/演出:村田尚樹/総作画監督:青野厚司

第10話 「武勲の輝き」

「ワイバーン殺し」として領主であるエセルバルドと謁見することになったウィルは、多発する魔獣被害を無くすべく私兵を集めて動きたいと申し出る。あまりにも突飛な申し出に一度は威圧的な姿勢を見せるエセルだが、ウィルを見定め、それを許すことに。共に戦う仲間を探すため、冒険者が集う酒場へと向かう。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:松園公/演出:小野田雄亮/総作画監督:小林一三

第9話 「白帆の都」

ビィとトニオと共に旅を進めるウィルたちは、いよいよ目的の「白帆の都(ホワイトセイルズ)」に到着する。初めて見る大きな街やそこで生活をする人々に感動するウィル。これまでの旅の疲れを癒していると、非常事態の鐘が鳴り響く。急いで外を見ると大きな黒い影が彼らの頭上を横切っていき――

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:名村英敏/演出:浅見松雄/総作画監督:青野厚司

第8話 「英傑の詩」

メネルの案内のもと、魔物に襲撃された村に行くことになったウィル。魔物の残党を討伐をするにつれ、村の惨劇が徐々に明らかになっていく。積み重なる死体に焼け落ちた家屋。そして、か細い声でメネルに声をかけてきたのは炎に焼かれ不死者(アンデッド)化した少年だった。

脚本:梧桐翔大/絵コンテ:小林一三/演出:平田貴大/総作画監督:羽田浩二

第7話 「惨劇の記憶」

メネルの案内のもと、魔物に襲撃された村に行くことになったウィル。魔物の残党を討伐をするにつれ、村の惨劇が徐々に明らかになっていく。積み重なる死体に焼け落ちた家屋。そして、か細い声でメネルに声をかけてきたのは炎に焼かれ不死者(アンデッド)化した少年だった。

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:松園公/演出:村田尚樹/総作画監督:青野厚司

第6話 「獣の森の射手」

死者の街をあとにしたウィルは、まだ見ぬ外の世界へと旅に出る。何日も森の中を歩き、初めて出会った人間は、狩人でハーフエルフのメネルだった。彼と別れた後も同年代ぐらいの人間と話せた喜びをかみしめるウィル。しかし、その夜グレイスフィールからの啓示があり――

脚本:髙橋龍也/絵コンテ:名村英敏/演出:小野田雄亮/総作画監督:小林一三

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